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古賀の思い
BELIEF
店主・古賀の思い

当店がオーガニック食品にこだわる一番の理由は、店主の若い頃にあります。仕事の関係上、食事や体調に気を使う事ができず大病を患ったことがありました。術後にオーガニック野菜を食べ続けると、不思議と体内の血液濃度が普通に戻り、さらにアレルギーも治った経験から、口にする物の大切さを痛感しました。人間の身体は当然の事ながら、他の要素もございますが、食べる物から多大な影響を受けています。自然栽培の農作物は殺虫剤や土壌消毒剤、除草剤を使いません。ですから作り手にも食べ手にもそして土の中の微生物、ミツバチなどにも害となるようなリスクはなく、環境にも良いのです。少しでも多くの皆様に口に入れる物の大切さ、そして、農薬を使わずじっくりと育ったオーガニック野菜の格別な美味しさを知っていただき、その恵を分かち合いたいと思っています。共においしい健康ライフを過ごしましょう。

農家さまからのコメント

麻布オーガニック店主

古賀丈雄

有機農産物・有機加工食品の生産行程管理責任者・小分け責任者の資格保有

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有機農家さんのご紹介

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INTRODUCTION

麻布オーガニックでは、店主が全国各地の生産者に直接会い、栽培方法や味に惚れ込んだ野菜ばかりを入荷しています。美味しい野菜を探す旅の中でお会いした、多くの素晴らしい有機農家さんから2軒の農家さんをご紹介いたします。

 vol. 01

​「野菜で野菜を作る」

循環型農業を実践する
三重県の有機農家:吉田さん

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吉田さんが行っている循環型農業は、江戸時代の農業のように無駄がなく環境への影響がありません。さらに健康で美味しい野菜ができるので、我々人間にとっても理想的な形の農法です。業者から廃棄される野菜、果物、もみ殻やコーヒー殻、ゴマなどを引き取り、吉田さんが見つけたKY菌を混ぜ合わせて発酵させ、時間をかけてそれを土状にしていきます。この土状のものが、完全有機の栄養たっぷりな培養土となります。それをアスファルトの上に盛り、苗に水をやるだけでも美味しい野菜が出来あがります。実際に吉田さんの農場では、アスファルトの上に大きな里芋の葉が勢いよく天を仰いでいます。この培養土があれば、アパートやマンションのベランダで、手軽にプランター野菜を作ることも可能です。現在、吉田さんの農場では、この培養土と鈴鹿山脈の地下水を用いてクレソンやキュウリ、オクラ、トマト、ナス、ピーマン、ハーブなど様々な野菜を育てています。この培養土で作った野菜は、もちろん無農薬で香りが高くとても美味しいです。廃棄される運命だった食べ物がKY菌によって培養土に変身し、美味しく栄養満点の野菜を育てることができる。この食べ物を無駄にしない農業こそ、今の、そしてこれからの時代に必要な農業のあり方の一つであるのではないでしょうか。皆様にもこの培養土から作られた安全で瑞々しい野菜を味わっていただきたいです。

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写真はすべて夏の

吉田さんの農場です

吉田さんが6年の月日を掛け雑木林を切り開いた農場で撮影

有機農家さん
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 vol. 02

「微生物で健康な土作り」

有機農業の名人
南知多の有機農家:熊崎さん

熊崎農園は南知多の海を臨み、新鮮な潮風が吹き通る高台にあります。熊崎農園の主、熊崎さんは70年以上も前から有機農業に取り組み、国内外からの要請で農業指導をされるほどの有機農業の名人です。
広大な農地から今回は、ニンジン畑とブロッコリー畑を見学させていただきました。初めに見せていただいたニンジン畑は、太陽熱で土壌を消毒しています。畑にビニールを張り、積算温度1000℃で熱処理をして雑草や害虫の発生を抑えています。実際にビニールを張った箇所と張っていない箇所では、雑草の大きさが歴然としています。ただ、このビニールを使用した熱処理方法は、ビニールを購入する金額と同じ額がビニールを処分するのに掛かるので、コストが高くなってしまうそうです。次のブロッコリー畑では、畑の雑草を完全に処理しない自然農法を見せていただきました。初めに何度か除草をすると、野菜が大きく育つにつれ雑草より野菜の方が土の栄養分を摂るようになるため、雑草は大きくなりません。そして、この小さな雑草にも役割があり、布団のように土中の温度を暖かくし、また水分を保つことに役立ちます。

熊崎さんが実践されている自然農法は、微生物を活用した土作りに特徴があります。例えば、酸性の土に微生物を加え、その土をアルカリ性に変化させます。そうすると、自ずと酸性の土で育っていた雑草が育たなくなり、作物を育てられる土に変化します。農園では、有機農業が国策として振興されている有機農業の先進国、韓国で学ばれた息子さんにより作られたAMO(活性微生物群)を畑に散布するなど、より微生物が働くような土作りをされています。

農園の土からは、農薬を使用している畑では見られない、地球上に数億年前から生息しているクマムシが見つかり、大学の教授が驚いたそうです。このクマムシは、他の作物に害を及ぼす悪い虫だけを食べてくれる、畑にとってとて

も有益な生物です。熊崎さん曰く、このような微生物が働く土で育った有機野菜は、抗酸化力が高くうつ病や癌などに効くそうです。
長年自然から謙虚に学び、自然の循環システムを人の手で補助し利用する方法を自身で確立され、それだけを一途に続けてこられた熊崎さんの地球への愛が詰まった野菜は、多くの人の心も体も元気にしてくれるのだと思います。

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微生物の働きで作られた健康な土で育つ人参とブロッコリー

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